証券会社の一支店では、毎日なにが起きているのか。
営業マンと取引のある方、証券会社へ就職を考えている就活生に特に見て欲しい。
管理人トッドが、営業マン時代の思い出を綴ります
営業マンと取引のある方、証券会社へ就職を考えている就活生に特に見て欲しい。
管理人トッドが、営業マン時代の思い出を綴ります
トッド:管理人
某証券会社H支店に配属になった管理人トッド
楽しくも苦しくもある思い出話です
トッド「課長!1000万の外債売却と投信の買い付けが決まりました」
課長「そうか!よくやった」
課長「トッドで1000万の外債売却と投信乗り換え!!」←でかいのが決まったときは、営業室中に聞こえるように大声で発表してくれます
みんなから注目されるし、支店長・次長にも褒められるので気持ちがいいです
こうなったらもうその日は、全くストレスを感じず過ごすことが出来ます
ちなみにトッドがサボリに行った場所といえば
1位 公園
ベンチに座りながら読書していると気持ちがいいです
春は桜が、秋は紅葉が綺麗です
2位 喫茶店(漫喫含む)
いきつけの喫茶店がありました。
漫画がたくさん置いてあって飽きないし、昼寝もさせてもらいました。
漫画喫茶は営業マンのサボリスポットですね
3位 カラオケ
同期にサボリ仲間がいたんですが、二人ともサボれる時は行きました。
一人では行ったことなかったなぁ
ただデキル営業マンは、数字が取れた時にもサボらずに頑張っていると思います。
それに、あまりサボりすぎると後々地獄を見ることになります
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トッド:管理人
某証券会社H支店に配属になった管理人トッド
楽しくも苦しくもある思い出話です
日々の営業で、目標数字に到達していない営業マンは上司から詰められます
しかし、目標まで到達・目標数字以上に手数料をあげることができれば、特に何も言われません
(トッドの課長のように「自分の分だけやって終わりかぁ~」と嫌味を言う課長もいますが)
「数字が人格」の証券会社では
「数字さえ取れれば文句を言われない」という雰囲気が社内に漂っているためです。
極端な話、文句を言われないぐらい手数料が上がった日は
1日仕事しなくても良いほどです。
そういう日は、詰めの解放感から1日サボることになります
どういう状況かというと
お客さん「おはようトッド君。今日はまた朝早くから来たね」
トッド「はい。相場が動きまして、お話ししなければいけないことがあります」(本当は前々から狙ってたんだよな・・・)
お客さん「へーそう。なにか大きい動きでもあったのかい?」
トッド「はい。以前買って頂いたこの1000万の外債ですが、~~~の理由でこちらの投信に買い替えて頂いた方がよろしいかと思います」
お客さん「うん~そうか。トッド君がそう言うならやっておいて」
トッド「はい。では手続きしておきます」(ヨッシャーキマッター)
早速支店へ戻って課長へ報告です
目標達成した後はサボりの時間~カラオケ喫茶店vol.2へ続く
トッド:管理人
某証券会社H支店に配属になった管理人トッド
楽しくも苦しくもある思い出話です
毎月分配型投信とは、月に一度分配金がもらえる投資信託です
一番メジャーなところだとグロソブでしょう
何年か前に流行って爆発的に売れました。
日本では投信といえばこういった毎月分配型がよく売れています。
まあ・・売れているというより、営業マンがお客さんにはめ込んでいるだけです
そもそも仕組みをよく理解していないお客さんもいます
証券会社では、そこにつけ込んで毎月分配型の投信をガンガン販売します。
営業マンが
「100万円で100万口買えます。今だと4000円の分配金が毎月もらえます」と言うもんだから
分配金をまるで利子のように考えて買ってしまうお客さんも多いように思います
ところが実態は、100万円投資して4000円は貰えますが、元本は99万6000円になりますと・・・
手数料を払ってまで投資した資金がただ手元に戻ってきているだけです
相場の上下によっても基準価額の上下はもちろんありますが
運用で利益が出ていない限りは、払った資金が戻ってきているだけです
それでもこんなに売れたのは定期的に分配があるというシステムが
投資だけどリスクが低いような印象があるからでしょうかね・・・
実際は、海外の株式で運用する投信もあるのでハイリスクです
しかし、管理人が営業していた時は
分配金のセールスに弱いお客さんが多かったように思います。
投信のセールスをしに行って「う~~ん」な反応だったのが、
毎月○○万円貰えますと言うと「それはすげえな」に変わる人もかなりいます
特に高齢のお客さんは分配金とか高利率という言葉に弱い気がします
証券会社や銀行が毎月分配型の投信ばかり販売するのは
毎月分配型がお客さんにとって利益が見込める商品だからではないですよ
買ってくれるお客さんが沢山いるので
手数料を稼ぎやすいからです
また、手数料の他にも管理費として信託報酬までしっかり取られます
投信ってどこを見ても証券会社の利益のために存在するような商品ですね
トッド:管理人
某証券会社H支店に配属になった管理人トッド
楽しくも苦しくもある思い出話です
年次や人によっても違うと思いますが、1日のスケジュールです
トッドはこんな感じでした
07:00
出社。前日分の業務日誌を書いたり、その日の準備。
ちなみに次の日まで前日分の業務日誌が残っている理由は
業務日誌をみんながセールスしている時間に書いていると課長から
「おめぇは数字も取れてないくせにタラタラ日誌書いてるんじゃねぇ!」
と嫌味を言われるからです
08:00
朝の会議
ノルマと達成までいくら不足しているかを課長が毎朝大声で読み上げる。個人的に不足額が大きい課員がいる場合は個人攻撃。
「おい○○~。おめぇは毎回課の足を引っ張りやがって!やる気あんのかぁ!」
という感じです
08:30
個人攻撃が終わったところで、前日か朝に作っておいた見込み客リストを課長へ提出。
見込み客リストには、その日にどのお客さんで手数料を上げるのかを書いておきます。
09:00
株のお客さんへ連絡。
今日はどの銘柄が動きそうか等話す
10:00~15:00
作っておいた見込み客のリスト通りに動き始める。1件接触するごとに課長へ結果を報告。
ダメだった報告をした場合、「ダメだったじゃねぇだろぉ!じゃあ今日の数字どうすんだよ!」
という展開になるので、別のあてを考えておく。
15:00までは当日分の収益として加算されるので、株・投信・債券全て使って収益を上げる。
出来るだけ多くのお客さんと接触するために電話営業が中心になります
電話を置いている状態を課長に見つかった場合、「なにをノンビリ座っとるんだぁ!さっさと電話しろ!」となるため気を抜けません。
15:00~15:15
管理職が会議に入る。少し落ち着けるので一服。
15:15
夕方の会議。その日の収益を課長が大声で読み上げる。結果の出なかった課員がいた場合、個人攻撃。
その後、次の日の収益、募集ものの見込み客リストを作り、課長へ提出。
16:00
投信や外債等、募集もののセールス、まとまった額で動くお客さんと接触。
投信、外債等を決める場合、書類が必要なので、ここからは外回り中心になります。
20:00
支店へ戻り、現段階での翌日の収益を報告。
ここで十分に翌日の目処が立っている場合は帰れます。
(ちなみに早く帰りたいがために、取れてもいないの嘘の報告をすることを「鉄砲を撃つ」といいます。翌日地獄を見ます。)
21:00
時間的に接触できないお客さんもいるため、遅くても接触できる人へ電話。
22:00
管理職が帰り支度をし始めるので、それに合わせて帰社。
定時は一応5時ですが、トッドが証券会社に勤めていた期間で定時で帰れた日は1日もありませんでした。
そして勤怠状況を見ると出社8:30~退社19:00と身に覚えの無い時間に変わっているのです。(課長が勝手に変えてます)
トッド:管理人
某証券会社H支店に配属になった管理人トッド
楽しくも苦しくもある思い出話です
新規でお客さんを作る方法について
新規開拓は主に新人の仕事です。何年目の社員であっても新規開拓は必要ですが、年次が上がるにつれて数字に追われ時間が無くなっていきます。
新人は新規開拓しかしません。上司からも特に新規開拓以外の仕事は求められません。
ただ、開拓件数のノルマは新人であっても課されます。
まずは飛び込み営業
トッドも支店配属初日から飛び込みはしました。
いきなり家に行って話なんてできるの?
と思うかもしれませんが、意外と話せます。ほとんど口座開設には繋がりませんが。
飛び込み営業はかなり時間がかかるし効率もあまりよくないです。
ただ、大きいお客さんは飛び込みで作るイメージです。
最初は相手にしてもらえなくても、数ヶ月間毎日通って話が出来るようになった。さらに通い続けて信頼を得て口座開設。
なんて話はよく聞きました。
他には電話をひたすらかけます。
使っていたリストはほとんど電話帳です。
電話は耳から離さず、リストの上から順番に同じセールストークの繰り返しです
「○○証券H支店のトッドと申します 本日お電話致しましたのは…」
という感じで。商品はその時売りたいものをセールスします。
だいたい断られますが反応の良かったところは見込み客リストに入れて再度接触します。
トッドが思う勧誘電話の断り方を書いてみました

